年末年始は何かと忙しく、家族や友人と過ごす機会が増える一方、寒さや乾燥によりインフルエンザが流行しやすい季節でもあります。筆者も、年末に家族からインフルエンザをうつされてしまい、大変な思いをしました。この経験から、インフルエンザの予防の重要性を改めて感じ、日々の生活で意識するようになりました。
インフルエンザが流行する理由
年末年始にインフルエンザが流行しやすいのは、以下のような要因があります:
- 寒さと乾燥:インフルエンザウイルスは低温・低湿度を好み、感染力が高まります。
- 人の集まり:年末の忘年会や家族の集まりなどで接触機会が増え、感染リスクが高まります。
- 免疫力の低下:年末の忙しさや疲労で免疫力が落ち、感染しやすくなることがあります。
効果的なインフルエンザ予防法
インフルエンザに感染しないためには、日々の予防が大切です。以下の方法を実践してみてください。
- 手洗い・うがいの徹底 ウイルスは手を介して体内に入りやすいため、帰宅後や食事前には石鹸でしっかりと手を洗いましょう。また、うがいで喉に付着したウイルスを洗い流すことも効果的です。
- マスクの着用 特に人混みに出る際には、マスクの着用がおすすめです。ウイルスの飛沫感染を防ぎ、乾燥から喉を守る役割も果たします。
- 加湿と室内環境の整備 湿度を50~60%に保つことで、インフルエンザウイルスの活性化を抑えることができます。加湿器や濡れタオルを活用して、乾燥を防ぎましょう。
- 適度な運動と十分な睡眠 免疫力を高めるには、適度な運動と質の良い睡眠が欠かせません。忙しい年末でも、体を動かす時間や休息を意識してください。
- 予防接種を受ける インフルエンザのワクチン接種は、感染や重症化を防ぐ有効な手段です。早めに接種を済ませておくと安心です。
実体験から学んだこと
筆者が家族からインフルエンザをうつされた時、改めて感じたのは、予防の徹底と家族全員の意識共有の重要性です。家族内で感染が広がるのを防ぐためには、次のような工夫が役立ちます:
- 発症者を別の部屋で隔離し、接触を最小限にする。
- 家族全員がマスクを着用し、感染予防を徹底する。
- 感染者が触れるドアノブやスイッチを定期的に消毒する。
忘れられないエピソード
一番最後に感染した私は、特に重症化しました。重症化の原因の一つは、処方された薬を48時間以内に服用できなかったことです。
インフルエンザと診断され、薬を処方してもらった帰り道、薬が入ったエコバッグを紛失してしまいました。39度の高熱の中、帰宅経路を2度確認しに行きましたが見つかりません。
薬局にも問い合わせましたが届いておらず、再処方は自費扱いになるとのこと。
再処方を諦め、警察にも届け出ましたが見つからず、心身ともに疲れ果てていました。その日の夕方、夫に薬を落としたことを伝え、眠りにつきました。
翌朝、夫からのLINEを確認すると、「薬、エコバッグごと見つけたから息子の椅子のところに置いておくね」とのメッセージが。夫がまるで神のように感じ、この状況で助けてくれる夫の存在に改めて感謝しました。
幸い薬を服用できたものの、48時間を過ぎていたため、症状は長引き、5日間38度の熱が続く状態に。それでも夫の支えがあり、なんとか乗り越えることができました。
年末を健康に過ごすために
インフルエンザは正しい予防でリスクを大きく下げられます。今年の年末は、家族全員が健康で楽しい時間を過ごせるよう、ぜひこれらの予防策を取り入れてみてください。感染症対策を万全にして、良い新年を迎えましょう!